

4月26日、新潟県魚沼市と長岡市山古志地区で相次いで発生した山林火災。雨が降ったこともあり、翌日には鎮圧したが、春は乾燥しやすいため火の取り扱いに注意が必要だ。一体なぜ山林火災が発生したのか。通報者や地元の人に話を聞いた。
■魚沼市のスキー場跡地で火災発生「延焼スピード早かった」

岩手県大槌町で発生した山林火災は延焼が拡大。新潟市消防局など県内からも緊急消防援助隊が派遣され、懸命の消火活動が続けられている。
こうした中、26日に魚沼市赤土では、すでに廃業している越後アクシオムスキー場跡地で火災が発生。
火災を発見し、消防への通報を促したという地元の男性は「延焼のスピードが早かった」と話す。
「早かった僕が来た時には目の前が燃えていて、そのあとに奥の方に飛び火しちゃって、別の場所も燃え始めたという感じ」
■火災原因は「紙くず燃やした」 延焼広がり自主避難所も開設

一体なぜ山林火災は発生したのか…
「紙くずを燃やしました」こう話す地元の男性。ゴミに火をつけた後、買い物のため、その場を離れてしまったという。
「戻って来てみたら炎上していた。ほうきを持ってはたいてもダメで広がった」
26日は県内全域に乾燥注意報が出ていた。
魚沼市以外からも応援が駆けつけ、消火作業が続けられるも延焼の範囲は拡大を続け、民家に近づいて来たため、消防隊員が水を散布していた。

住宅へと迫る火の手に住民も「大事なものだけは車に移動してすぐに逃げられるようにしている」と不安を募らせていた。
魚沼市も自主避難所を開設するなど対応に追われた。
夜になっても鎮火には至らなかったが、27日朝に雨が降ったことで徐々に火の勢いは収まり、午前9時半すぎに鎮圧状態に。それでも約35ヘクタールを焼失した。
■長岡市山古志地区でも山林火災 70代男性がやけど負う

また、26日は魚沼市赤土にほど近い長岡市山古志地区でも山林火災が発生。小屋を焼いたほか、70代の男性がやけどを負った。
山古志地区の山林火災は、27日の雨によって午後3時半前には鎮火が確認されている。
県は空気が乾燥する4月、5月に林野火災が発生しやすいとして下記注意を呼びかけている。
●林野火災注意報、林野火災警報の発令時など乾燥・強風時には屋外での火の使用をしない
●枯れ草等のある火災が起こりやすい場所では、たき火をしない
●火入れを行う際は市町村長の許可を必ず受けるとともに、あらかじめ必要な防火対策を講じる
●タバコは指定された場所で喫煙し、吸いがらは必ず消すとともに投げ捨てない
●火から目を離さず、使用後は完全に消火する
最終更新日:Tue, 28 Apr 2026 18:13:44 +0900




