
第四北越銀行が職員を対象にVR(=仮想現実)を活用した介護研修を行いました。認知症の人の見え方や介護する家族の立場を疑似体験し、仕事と介護の両立について考えました。
【記者リポート】
「こちらのVRゴーグルを装着することで、介護される側の視点を疑似体験することができます」
第四北越銀行がVRを活用して行った介護研修。職員を対象に、介護と仕事の両立について考えてもらおうと初めて実施されました。
【シルバーウッド 黒田麻衣子 講師】
「本人の視点に立って敬意を持って捉え直してみると、実は意味がある行動をしている人が多い」
参加者した職員は、認知症によって実際にはいない人や虫などが見える“幻視”を体験。
【シルバーウッド 黒田麻衣子 講師】
「これは『いま、皆さん幻視見ますよ』と言って見たが、実際の現実世界で友達の家だったら、自分の家だったら、どんな気持ちになるんだろう」
自宅に知らない人が立っていたり、充電コードが蛇に見えたり…認知症の人が感じる不安や戸惑いを疑似体験しました。
また、そんな認知症の親を介護しながら仕事をする家族の生活についても学びました。
【職員】
「認知症になってしまったお父さんが徘徊して、近所の人に迷惑をかけ、部長にそれを言ったらすごく怒られた。自分の仕事をしている中で、そういうことになる可能性もあるなと思いながらも、会社側の理解も重要になってくるだろうなと感じた」
第四北越銀行では現在、従業員の約8%が介護に携わっているほか、今後5年以内に携わる可能性があると答えた人は、管理職で約8割に上っているということです。
【第四北越銀行人事部 高橋瑞穂 上席調査役】
「40歳だと介護の体験もない中で、なかなか介護に対する理解も難しいと思ったので、それを自分事として理解していただくために、こういうVRの研修を行った」
【職員】
「介護について真剣に考えることが正直あまりなかったので、何かあったときにどこに助けを求めればいいのか、そういうことが理解できてすごく助かった」





