原子力災害に備えた新潟県の避難計画 実効性は「現状の仕組みの中で担保する」

6月27日、新潟県議会では主要会派による代表質問が行われ、花角知事は原子力災害に備えた県の避難計画について、政府の原子力防災会議が最終的に了承する現状の仕組みの中で実効性を担保する考えを示しました。
6月27日、新潟県議会では主要会派による代表質問が行われ、花角知事は原子力災害に備えた県の避難計画について、政府の原子力防災会議が最終的に了承する現状の仕組みの中で実効性を担保する考えを示しました。

避難計画の実効性について、「客観的に評価・検証するべき」との議員の指摘に答えたものです。

【花角知事】
「(避難計画などは)原子力災害対策指針に照らし、具体的かつ合理的であることを確認し、最終的には総理大臣を議長とする原子力防災会議の了承を得るものとされている。県としてはこの仕組みの中で適切に対応していきたい」

また、花角知事は国が7月から避難対策などについて県民向けの説明会を開くことに触れ、県としても情報提供を図り、再稼働議論を深めたいと話しました。最終更新日:Thu, 27 Jun 2024 18:34:38 +0900