必要な議会議決を経ずに公共工事契約 新潟県糸魚川地域振興局「認識が不足していた」追認議案提出へ

新潟県は県糸魚川地域振興局が発注した工事について、必要な県議会の議決を経ずに契約していたことを発表しました。

新潟県は県糸魚川地域振興局が発注した工事について、必要な県議会の議決を経ずに契約していたことを発表しました。

県糸魚川地域振興局はおととし糸魚川市で発生した地滑りの緊急対策工事について、当初設計額4億8300万円あまりで契約。

しかしその後の地質調査などの結果、工事内容に変更が生じ、去年5億2600万円あまりで変更契約を結びました。

県条例では予定価格5億円以上の契約は議会での議決が必要と定められていますが、変更契約時に議会に提出されていませんでした。

県は「担当職員に変更で5億円以上となる場合でも議会議決が必要との認識が不足していた」としていて、2月県議会に変更契約の追認の議案を提出します。

最終更新日:Fri, 24 Jan 2025 12:10:57 +0900