
桜とともに春を彩る新潟県の花・チューリップがまもなく出荷の最盛期を迎えます。3月5日は生産者たちが出荷の基準や注意点などを確認する“目合わせ会”が行われました。
新潟市南区で5日、行われたチューリップの目合わせ会。
【記者リポート】
「目合わせ会では、出荷を前にしたチューリップの花の色づき具合や葉と茎のバランスなどを確かめます」
【JA新潟かがやき切花部会 荒井勝利 チューリップ専門部長】
「これから気温が上がる中、産地として品質の統一をするために行っている」
球根を輸入する原産国の天候不良などの影響で、今シーズンは昨年度より約75万本少ない約900万本の県産チューリップの出荷が計画されています。
一方、品質については大雪の影響なども心配されましたが、生産者が温度管理などを徹底した結果、例年通り良質に仕上がっているといいます。
【JA新潟かがやき切花部会 荒井勝利 チューリップ専門部長】
「これから卒業式や入学式、歓送迎会などがある。色々な場面でチューリップに触れる機会があると思うので、ぜひ楽しんでいただければ」
チューリップの出荷は4月まで続く見込みです。
最終更新日:Wed, 05 Mar 2025 18:59:04 +0900