海に異変!?魚の入荷量減少する中…オススメは“サワラ”「さっぱりとした脂・やわらかい身で非常においしい」新潟

全国的なシケの影響で鮮魚の入荷量が少なくなる中、この時期にオススメの魚を紹介します。

全国的なシケの影響で鮮魚の入荷量が少なくなる中、この時期にオススメの魚を紹介します。

4月14日朝の新潟市中央卸売市場。威勢の良い掛け声とともに新鮮な魚が次々と競り落とされていきますが…

【記者リポート】
「いま、旬を迎えている北海道産のアカガレイ。普段はこちらの辺りのスペースまでアカガレイが入ったケースが並ぶということですが、14日朝はシケの影響で半分ほどしか入荷がありません」

全国的なシケの影響で漁に出られないことから、アカガレイをはじめとした魚の全体的な水揚げ量は通常に比べ、約3割減少。このシケは3日程度続く見込みです。

こうした中、オススメなのが4月に入り旬を迎えた『サワラ』です。

もともとは関西地方を中心に生息していた魚ですが、海水温の上昇などにより回遊ルートが変化。近年では県内でも水揚げされるようになったと言います。

【新潟冷蔵鮮魚部第1課 長井宏太 課長代理】
「関西のほうはサワラを食べる文化があるが、ここ最近、新潟のほうが漁獲量が多く、引き合いが強くなっている」

サワラの水揚げ量は例年に比べ2割ほど増加している一方、サワラの食文化が根付く関西方面での需要が増加。今年は例年に比べ、価格が約2割高くなっているということです。

【新潟冷蔵鮮魚部第1課 長井宏太 課長代理】
「春はさっぱりとした脂・やわらかい身となっているので、非常においしくなっている」

皆さんもサワラを食べて春の訪れを感じてみてはいかがでしょうか。

最終更新日:Tue, 15 Apr 2025 11:30:00 +0900