
新潟県佐渡市で4月16日朝、大型クレーンで海から引き上げられたのは、体長約10m、重さは推定3tの巨大なクジラです。
【内海府漁業生産組合 本間信俊 組合長】
「いま、イワシとサバが入っているので、おそらくそれにつられたのかなという気がする」
クジラは鷲崎沖に仕掛けた定置網に死んだ状態でかかっていて、佐渡市で水揚げされるのは今年に入って3頭目。前回、水揚げされたクジラと比べても倍近い大きさだということです。
“海の守り神”として豊漁をもたらす縁起物ともいわれているクジラ。
【内海府漁業生産組合 本間信俊 組合長】
「餌がなければクジラは追いかけない。縁起物ということで、違う魚が春とともに来てくれることを期待する」
水揚げされたクジラは佐渡市の水産業者に買い付けられ、今後、県内・県外で販売されるということです。
最終更新日:Wed, 16 Apr 2025 19:13:32 +0900