【倒産】負債総額約15億円…新潟・佐渡市の元ホテル経営業者の破産手続き開始決定 事業は去年10月県外業者に譲渡

新潟県佐渡市の元ホテル経営業者・山口(旧商号:やまきホテル)が、新潟地裁佐渡支部より破産手続き開始決定を受けたことが分かりました。
NST新潟総合テレビ

新潟県佐渡市の元ホテル経営業者・山口(旧商号:やまきホテル)が、新潟地裁佐渡支部より破産手続き開始決定を受けたことが分かりました。

民間の信用調査会社・帝国データバンクによりますと、同社は1946年に創業、1956年2月に法人化された事業者で、佐渡市両津地区で客室数92室、収容人員430名のホテル「両津やまきホテル」を運営し、1996年3月期には年収入高が約10億円に達していました。

しかしその後、佐渡島内の観光客減少を背景に収入が低迷。設備投資にかかる借入金の返済のめどが立たず、2008年には金融債務が債権回収業者に譲渡されるなど、資金繰りが悪化していました。

さらに、2020年春頃からは新型コロナウイルスの影響もあって客足が急減し、2021年3月期の年収入高は約5000万円にまで低下。新型コロナ融資などを活用して経営再建を図りましたが、支えきれず2022年1月27日付で事業を停止していました。

負債は債権者約61人に対し約15億472万円に上っています。

なお、同社の事業は2025年10月8日付で金融商品開発、不動産開発、宿泊事業を展開するファンドクラウドホールディングス(本社:東京都新宿区)に譲渡されていて、「両津やまきホテル」跡地はリノベーションを経て、2027年頃の宿泊施設としての再稼働を目指しているということです。

最終更新日:Wed, 27 May 2026 11:00:00 +0900