能登の空を“トキ”が舞う!本州側で初の放鳥「住み着いてくれればいい」 佐渡で訓練受けた8羽が飛び立つ

国の特別天然記念物・トキが5月31日、石川県羽咋市で放鳥されました。本州側でのトキの放鳥は初めてです。

国の特別天然記念物・トキが5月31日、石川県羽咋市で放鳥されました。本州側でのトキの放鳥は初めてです。

5月30日、佐渡市の野生復帰ステーションからトラックへと運び込まれていたのは、この場所で野生復帰のための訓練を行ってきたトキ18羽です。

【環境省佐渡自然保護官事務所 北橋隆史 首席自然保護官】
「放されたトキがしっかりと能登で生きていけるように、色んな方が、色んな形でトキの野生復帰を応援してくれればいいなと思っている」

トキが向かうのは、本州側で初めてとなる放鳥が行われる石川県羽咋市です。

迎えた5月31日の放鳥当日。秋篠宮ご夫妻も出席する中、行われた式典に特別な思いで臨む男性が。

村本義雄さんです。佐渡市で国内初の放鳥が行われた2008年の式典にも出席していた村本さん。

【村本義雄さん】
「上空にトキが舞ったとき、能登にもこんな日が来るのかなという感じで、ずっとトキが消えるまで見ていた」

1970年に本州のトキが絶命して以降、トキが生息していた中国に何度も渡り研究などを続け、能登の空に再びトキが舞う日を信じてきました。

そして、佐渡で訓練を受けたトキ8羽が木箱から能登の大空へ放たれました。

【村本義雄さん】
「トキはどんな思いで能登の空気を吸って羽ばたいていっただろうなと、本当に能登に住み着いてくれればいいなと」

残りの10羽はケージで環境に慣れさせたあと放鳥される予定で、本州側でのトキの野生復帰に向けた取り組みが本格的に始まりました。

最終更新日:Wed, 03 Jun 2026 05:30:00 +0900