15人犠牲の“中越沖地震”から19年 当時を知らない学生が“震度6強の揺れ”を体験「いきなり来たら焦る」 備えの大切さ学ぶ 新潟・柏崎市

19年前の7月16日、最大震度6強を観測し、15人が犠牲となった中越沖地震が発生しました。大きな被害を出した新潟県柏崎市では、当時の記憶がない大学生にその教訓を伝える取り組みが行われました。

19年前の7月16日、最大震度6強を観測し、15人が犠牲となった中越沖地震が発生しました。大きな被害を出した新潟県柏崎市では、当時の記憶がない大学生にその教訓を伝える取り組みが行われました。

中越沖地震から19年が経った7月16日、柏崎市の新潟工科大学で行われた防災演習。

若い世代にその教訓を伝えようと、防災などを学ぶ学生を対象に実施されました。

【新潟工科大学 樋口秀 教授】
「この中越沖地震は柏崎市を襲って、特に中心市街地東本町の通りは壊滅的な被害を受けた」

2007年に発生した中越沖地震では最大震度6強を観測し、15人が死亡、約7万6000棟の建物が被害に。

最も被害が大きかった柏崎市では、古い木造住宅を中心に300棟以上の家屋が全壊しました。

当時は、まだ2歳以下で地震の記憶がないという学生たち。今演習では中越沖地震の揺れを再現できる装置に乗り、当時の揺れの大きさを体験しました。

【学生】
「いきなり来たら焦ると思うし、何をしたらいいか分からないので怖かった」

【学生】
「これは手すりがないと無理。いきなり来たら怖い」

さらに、地震後1万人以上が避難所での生活を余儀なくされた柏崎市。

こうした厳しい環境の中で少しでも快適に過ごす術を学ぶため、ダンボールベッドの組み立てにも挑戦。

【学生】
「床に比べて高さがあるので、雑魚寝をしているよりかは精神的な安らぎみたいなものは得られると思う」

学生は今回の実習を通して、日頃の備えの大切さを実感したようです。

【学生】
「普段から災害に対して気をつけて生活したい。家の中の家具を整理整頓したり、普段からの行動を気をつけたいと思った」

【学生】
「実際に災害があった場合に自分から率先して動けるようにして、周りの困っている人を助けられるようになりたい」

中越沖地震から19年。

当時を知らない世代が増える中、様々な形で教訓を次世代へつなぐ取り組みが続けられています。

最終更新日:Thu, 16 Jul 2026 22:00:00 +0900