
全国で豪雨災害が相次ぐ中、水害から街を守ろうと、新潟県柏崎市で新たに建設が進められているダムで10月1日、実際に水をためてダムの安全性などを確認する試験が始まりました。
柏崎市清水谷地区で現在、建設工事が進む『鵜川ダム』。
長さ267m、高さ55mで、東京ドーム3.8個分に相当する470万tの水を貯めることができます。
【県柏崎地域振興局地域整備部ダム建設課 北島慶 課長】
「昭和53年6月の梅雨前線豪雨で家屋の浸水被害約3000戸の大きな被害が出た。ダムをつくったほうがいいだろうという方針が出た」
1978年6月に県内を襲った豪雨により、3000棟近くの家屋が浸水被害を受けた鵜川流域。
この水害をきっかけに、洪水から街を守るための対策として1993年に建設工事が始まったのが鵜川ダムです。
これまで工事のため上流から流れてくる水は専用のトンネルを通じて下流へと排水していましたが…
【記者リポート】
「現在、排水トンネルをふさぐゲートの設置作業が進められています」
10月1日トンネルを『閉塞ゲート』と呼ばれる金属製のゲートでふさぎ、実際にダムに水をためてダムの安全性や機能を確認する『試験湛水』が始まりました。
試験湛水は来年12月まで行われる予定で、試験期間中は職員が24時間体制でダムの貯水量などを確認するということです。
【地元住民】
「ダムができることによって、下流に住む人々が安心して暮らせるようになればいい」
【県柏崎地域振興局地域整備部 藤澤正道 副部長】
「一番大きいのは治水。水害を軽減できるようなダムになればいいと考えている」
鵜川ダムは2028年4月の運用開始を予定しています。
最終更新日:Thu, 01 Oct 2026 22:00:00 +0900



