不備相次いだ東京電力… 原子力規制委が原発運転の適格性“再評価”へ 期間は約3カ月【新潟】

原子力規制委員会はテロ対策の不備が相次いだ東京電力の原発を運転する資格・適格性について、3カ月ほどをかけ再評価することを決めました。
原子力規制委員会はテロ対策の不備が相次いだ東京電力の原発を運転する資格・適格性について、3カ月ほどをかけ再評価することを決めました。

7月12日に開かれた、原子力規制委員会・山中伸介委員長の会見。

【原子力規制委 山中伸介 委員長】
「検査に関する期間として、おおむね3カ月程度」

テロ対策の不備が相次いだ東京電力について、その適格性があるのかどうか3カ月ほどをかけて再評価する方針を固めた原子力規制委員会。

2017年に東京電力が保安規定の中に安全性の向上など7つの約束を盛り込むことを条件に適格性を認めていましたが、これまでこの約束が守られているのかは確認してきませんでした。

【原子力規制委 山中伸介 委員長】
「重大な核物質防護。これが5年前の約束事項に影響を与えていないかどうか」

再評価では、この7つの約束が守られているのかを確認していく方針です。最終更新日:Thu, 13 Jul 2023 19:04:00 +0900