介護施設が発信した動画が大バズり!“お年寄りが奮闘する姿”に世界から反響「想像を超えて…」【新潟市】

新潟市の介護施設のレクリエーションを紹介した動画がSNSで1200万回以上再生されています。お年寄りがレクリエーションに夢中になる姿に元気をもらう人が多いようです。
新潟市の介護施設のレクリエーションを紹介した動画がSNSで1200万回以上再生されています。お年寄りがレクリエーションに夢中になる姿に元気をもらう人が多いようです。

新潟市北区の老人ホーム「スマイルホーム豊栄」。

約50人が生活するこの施設から発信された動画、その名も「新聞足こぎゲーム」。お年寄りが新聞を巻き取る速さを競う姿がインスタグラムで紹介され、11月10日正午までに1265万回再生されました。

【スマイルホーム豊栄 管理者 吉田江美子さん】
「いつものレクリエーションを行って、動画を撮って、インスタグラムにあげただけで、こんなに世界から反響があると思わなくてびっくりした」

【SNS上のコメント】
「すごい!イスの上で安全を配慮し、足腰も鍛えられるいいレクですね」
「想像を超えて速くて笑ってしまった」
「本気でやったら脚つりそう(笑)」

【スマイルホーム豊栄 管理者 吉田江美子さん】
「高齢者が元気な姿で、“こんなに速いの?”という驚きもあったと思う」

10月下旬、週に1回のレクリエーションで初めて行われたこのゲーム。動画にも登場したのが、前田一子さん(90)と畠山節子さん(85)です。

【前田一子さん】
Q.世界中がこの動画をおもしろいと注目している
「びっくり!びっくり仰天!」

【松村道子キャスター】
「それでは動画を再現していただきます!新聞を足で巻いていきます…わずか5秒ほどで、巻き終わりました」

勝ったのは畠山さん。

【畠山節子さん】
「楽しい。集中して足を動かしているだけで何も考えなくていい」

コメントでは、道具について尋ねる人もいますが…必要なものは、新聞紙とテープのみです。

【松村道子キャスター】
「開いた新聞紙を横にカットして7枚つなぎ合わせることで、新聞足こぎゲームの道具が完成します」

【スマイルホーム豊栄 大津由美さん】
「これは切って貼るだけなので、とても簡単」

週1回のレクリエーションの中身は、スタッフ会議で決めていて「新聞足こぎゲーム」もここで生まれました。

【スマイルホーム豊栄 管理者 吉田江美子さん】
「インターネットからヒントをもらい、新聞の長さを長くしたり、競争という形でアレンジしてた」

【前田一子さん】
Q.新聞紙は結構長い
「長い。だけど、やっていると、ただ一生懸命で、そのことばっかり頭にあるので、そんなに長いと感じない」

松村キャスターも90歳の前田さんと対戦しました。結果は前田さんの勝利!

【松村道子キャスター】
「私、結構いま、息切れしているんですけど、足もなかなか疲れますね」

【前田一子さん】
「ここ(ふくらはぎ押さえて)がね!」

【松村道子キャスター】
「いい運動になりますね」

【前田一子さん】
「いいものを考えてくださいました。事務所とヘルパーさんも」

【スマイルホーム豊栄 管理者 吉田江美子さん】
「90、100歳になっても、自分らしく元気に過ごしていただけたらと思っている」

入居者の健康を願い行っているレクリエーションがSNSを通じて、多くの人を元気にしています。最終更新日:Fri, 10 Nov 2023 19:03:28 +0900