高齢者にヘルメット着用の浸透図る 新潟市で自転車競技大会 着用率全国最低を受け【新潟県】 

新潟県内の自転車利用者のヘルメット着用率は全国最低となっていますが、新潟市では21日、高齢者にヘルメット着用の浸透を図る催しが開かれました。
新潟県内の自転車利用者のヘルメット着用率は全国最低となっていますが、新潟市では21日、高齢者にヘルメット着用の浸透を図る催しが開かれました。

【記者リポート】
「体育館に集まっているのは65歳から82歳の高齢者で、自転車の安全な乗り方を競います。もちろん努力義務となっているヘルメットの着用も欠かしません」

新潟市西区で行われた高齢者自転車大会。

着用率が2.4%と全国で最も低くなっているヘルメット着用を呼びかけようと、県が企画しました。

2022年までの3年間、県内で自転車利用中に交通事故で亡くなった20人のうち15人が高齢者となっていて、けがを抑えるヘルメットの着用は高齢者に特に効果があります。

参加した17人はヘルメットをかぶり、踏み切りや信号などが設置されたコースを走って意識を高めていました。

【参加した人は】
「近くでも自転車に乗るときはヘルメットをかぶろうと(思った)」
「自分が自分を守らなきゃダメ。私も(普段から)かぶっている」


最終更新日:Sat, 21 Oct 2023 19:22:06 +0900