みんなで同じ1杯目!“甘酒”を乾杯酒に♪ 開発のきっかけは「お酒飲めず疎外感…」【新潟】

新潟市で2月9日、企業と学生などがアルコールを含まない、今までになかった乾杯酒を開発するイベントが開かれました。
新潟市で2月9日、企業と学生などがアルコールを含まない、今までになかった乾杯酒を開発するイベントが開かれました。

新潟市中央区で行われた新しい乾杯酒を開発するイベントには県内・県外の企業と早稲田大学の学生など14人が参加しました。

【松尾和泉アナウンサー】
「皆さんがこれから試飲するのは、アルコールが入っているお酒ではありません。子どもから大人までが楽しめる甘酒を乾杯酒になるか試飲していきます」

この「甘酒を使った乾杯酒の開発」は、東京のマーケティング会社に勤める西村祐耶さんが自身の経験をもとに企画。

【SIGNING 西村祐耶さん】
「僕はお酒が飲めない、いわゆる下戸という人間。常に飲み会で『全員生ね』という時に『僕ウーロン茶で』というのをずっと20歳を超えてから繰り返し続けていて、すごく疎外感みたいなものを感じていた」

だからこそ、誰でも飲める甘酒の乾杯酒を目指します。

この乾杯酒の開発を栄養面の分析で支える学生も参加したこの日の試飲会。レモンやワインビネガーなどを使った甘酒5種類を飲み比べました。

【松尾和泉アナウンサー】
「お米の甘みも感じられつつ、後味はすっきりとした酸味が感じられる。甘酒だけど甘酒ではない新感覚の乾杯酒になりそうです」

【学生】
「全体を通して飲みやすい印象がある」

【学生】
「どれも酸味があってフルーティー」

東京の企業や学生の思いを形にするのは、新潟市中央区の甘酒専門店です。

【古町糀製造所 小畑宏樹 代表取締役】
「甘酒は酒とはいうものの、アルコールが入っていないので、まさに誰しもが飲める晴れの場のドリンクとしてぴったり」

新たな需要の掘り起こしに専門店も期待を寄せる甘酒の乾杯酒は、4月以降の発売を目指しています。最終更新日:Fri, 09 Feb 2024 19:13:33 +0900