
柏崎刈羽原発で事故が起きた際の避難道路の整備に向けた国と新潟県の2回目の協議が行われ、優先して進める具体的な工事箇所などが確認されました。
去年11月の初会合に続き、2回目となった29日は資源エネルギー庁の村瀬長官や笠鳥副知事などが出席しました。
前回の会合では、原発を中心に6方向に避難するため北陸道の新たなインターチェンジの整備や橋の耐震補強など優先的に進める事業の方針が確認されていて、29日は県が橋や道路ののり面など合わせて70以上の具体的な工事箇所を示し調査に着手することで合意されました。
【資源エネルギー庁 村瀬佳史長官】
「こうした協議の枠組みの中で速やかにやると決めたことは速やかに実行に移していく」
事業費には国の補正予算を充て、県は具体的な工事内容などついて今年度中にも調査を始めたい考えです。
最終更新日:Thu, 30 Jan 2025 12:04:37 +0900