
新潟水俣病の公式確認から今年で61年。5月末に開かれる式典を前に胎児性水俣病患者の女性が会見を開き、原因企業である旧昭和電工の社長との面談を求めました。
5月21日、会見に臨んだ古山知恵子さん(61)。
母親が食べた阿賀野川の魚が原因で水俣病を患った県内で唯一の胎児性水俣病患者です。
筆談で涙ながらに胸の内を明かしました。
【古山知恵子さん】
「社長は私に対してどんな思いを持っているのか、悪いことをしたと思っているのか、水俣病が大きな事件だと思っているのか、そのことを聞きたい」
生まれつき言語障害があり、手足を自由に動かせず、これまでメールや手紙などを通じて新潟水俣病の加害企業である旧昭和電工の高橋秀仁社長に面談を求めてきた古山さん。
【古山知恵子さん】
「私をこんな体にしてどうしてくれるんですか。責任を取ってください」
5月16日にも高橋社長宛てに手紙を送ったといいますが、本人からの対応はなく、いまだ面談は実現していません。
古山さんは5月31日に開かれる新潟水俣病の歴史と教訓を伝える式典に合わせ、高橋社長との面談を望んでいます。
【古山知恵子さん】
「こんな病気にならなければ別の人生を歩むことができた。いま、本当につらい思いをしている。そのことを分かってほしい」
新潟水俣病の公式確認からはまもなく61年が経とうとしています。
最終更新日:Fri, 22 May 2026 05:00:00 +0900




