

これからの時期、キャンプを楽しむ人が増えるが、そのキャンプ場を狙った窃盗事件が発生した。新潟県長岡市山古志地区のキャンプ場で鉄製の網や蛇口など60点以上が盗まれていたことが判明。警察が捜査を開始している。
■キャンプ場の蛇口や網など盗まれる

長岡市山古志地区のキャンプ場の炊事棟にある水場で施設の関係者が見せてくれたのは、11カ所にできた直径5cmほどの穴。すべて蛇口が盗まれた跡だ。
支配人の藤井真寿美さんは「雪が入らないように全部塞いであった、一番端のところ、上3枚がなくなっていた」と判明した当時を振り返る。

25年11月から冬の閉鎖期間が続いているこちらのキャンプ場。
オープンに向けて5月17日、雪から建物を守るため炊事棟に設置されていた木の板を取り外しに来た従業員が、板の一部がすでに外れ、蛇口がなくっているのを発見した。
さらに、かまどに設置された鍋などを置く鉄製の網20個とそれを固定する金具35個も窃盗の被害に。
■“人目のつきづらさ”狙ったか

約30年続くキャンプ場の炊事棟がなぜ狙われたのか。
藤井さんは「山の中なので、全く人目を気にしなくていいというのがあったのだと思う」と推察する。
キャンプ場としては好条件である山林が人目につきづらいという状況を生み、犯行につながったのではないかという。
■他のキャンプ場では被害確認されず

一方、4月中旬にオープンした長岡市営キャンプ場では先ほどのキャンプ場同様、かまどがあり、上下に鉄製のフタが取り付けられていているほか蛇口も設置されていた。
長岡市によると、市が所有や管理を行うキャンプ場は、被害に遭ったキャンプ場を含め市内に複数箇所あるが、現在のところ他のキャンプ場での窃盗被害は確認されていないという。
■応急処置で予定通りのオープン目指す

一方、被害を受けたキャンプ場の藤井さんは当初の予定通り5月29日のオープンを目指したいと話す。
「お客様に迷惑をかけるのが本当に悲しくて。蛇口も2、3箇所取り付けて、炊事場としては機能するように。応急処置だが、予定通りのオープンをしようと思っている」
長岡市は今回の窃盗被害について、すでに警察に被害届を提出していて警察が窃盗事件として捜査を進めている。
最終更新日:Sun, 24 May 2026 18:30:00 +0900




