新潟県内の“有効求人倍率”3カ月連続で低下… “物価高騰”影響し新規求人数が減少

新潟労働局が発表した11月の新潟県内の有効求人倍率は前の月に比べて0.04ポイント低い1.50倍となり、3カ月連続で低下しました。
新潟労働局が発表した11月の新潟県内の有効求人倍率は前の月に比べて0.04ポイント低い1.50倍となり、3カ月連続で低下しました。

物価高騰の影響を受けた製造業や運輸業、宿泊・飲食業などで新規求人数が減少しているとして、新潟労働局は「改善の動きにやや足踏み感がある」と雇用情勢判断を引き下げました。

【新潟労働局 西岡邦昭 局長】
「全体として物価高・原材料高の影響などが徐々に広がっているという傾向がみられたので、今回こういう判断をした」

一方、物価高騰を受け、より高い給与を求める人の動きが活発になり、有効求職者数は前の月に比べ0.9ポイント上昇し、2カ月連続で増加しました。最終更新日:Tue, 26 Dec 2023 19:06:31 +0900