
新潟県柏崎市の桜井雅浩市長は柏崎刈羽原発について、7号機よりも6号機の再稼働を先行させるのであれば東京電力による意思の表明が必要との認識を示しました。
柏崎刈羽原発7号機のテロ対策施設の設置期限が今年10月に迫る中、東京電力は工事完了時期を2029年にすると表明。これにより再稼働に向けた技術的な準備が8月には整う見込みの6号機を先行して再稼働させる可能性も出ています。
こうした中、柏崎市の桜井雅浩市長は東京電力とのこれまでのやりとりは7号機の再稼働を前提にしていると強調。
【柏崎市 桜井雅浩市長】
「可能性として(7号機と6号機を)相前後して再稼働させたいという意思があるとするならばそれは東京電力が意思表明をしていただかなければいけない」
こう話し、6号機の再稼働を先行させる場合には改めて東京電力に説明を求める考えを示しました。
最終更新日:Wed, 05 Mar 2025 12:43:50 +0900