来春の入学に向け“ランドセル”商戦スタート!子どもたちが“色”で悩む中…保護者は“軽さ”重視 「思い出の一つとしてランドセル選び楽しんで」 新潟

まもなく入学シーズンとなりますが、来年春に入学を迎える小学生向けのランドセル商戦が早くもスタートしています。子どもや保護者はどんな点を重視して選んでいるのでしょうか。

まもなく入学シーズンとなりますが、来年春に入学を迎える小学生向けのランドセル商戦が早くもスタートしています。子どもや保護者はどんな点を重視して選んでいるのでしょうか。

3月15日、新潟市中央区の朱鷺メッセで開かれていたのは、東京の老舗メーカーによるランドセルの出張店舗です。

【子ども】
「良い感じ」

【子ども】
「軽~い」

ランドセルを選んでいたのは今年の春…ではなく、来年の春、小学校に入学する子どもたちです。お気に入りのランドセルを選ぼうと、約800組の家族連れが訪れました。

【子ども】
「こっちは柄があってかわいい」

ランドセルといえば、20年ほど前までは赤と黒が多く見られましたが、こちらのメーカーが提供している種類はなんと61種類!うすく淡い水色やグレーなどが人気だと言います。

どの色にしようか悩む子どもたちがいる一方で…

【記者リポート】
「中に入れるものが変わってきたことによって、保護者がランドセルを選ぶ上で重要としているのは色や形だけではないようです」

【保護者】
「タブレットを入れることも考えられているので、使いやすいかなと」

【保護者】
「荷物も多いと思うので、6年間、背負いやすく、軽いものがいいかなと思う」

ランドセルに入れる教材も変化していて、軽さを重視する傾向も。

【子ども】
「軽い」

【保護者】
「(以前と比べ)だいぶ変わったと思う。タブレットがこの中に入るなんて」

色や軽さや機能など選択の幅が広がっていて、手作りするランドセル職人も時代の変化を感じています。

【ランドセル職人 吉村枝里子さん】
「重量の部分と色の多様性がかなり変わった。男の子でも赤がいい、女の子でも青が好き、黒がいいという子もいるので、その点で社会が変化してきている」

年々ランドセルが進化する一方で、変わらないのは子どもの新たな門出を応援するランドセルに込められた家族の思いです。

【土屋鞄コミュニケーション本部 深山真樹子 部長】
「毎日6年間使うかばんは人生の中でもあまりない。思い出の一つとしてランドセル選びを楽しんでいただきたい」

ランドセル商戦は5月の大型連休にピークを迎える見込みです。

最終更新日:Mon, 17 Mar 2025 18:54:20 +0900