
物価高にあらがいながら、ごはんやキャベツの“おかわり自由”というサービスを続けるトンカツ屋さん。もちろん自慢のトンカツも絶品です。
新潟県長岡市にあるオレンジ色の看板に白いのれんが目印の『Okey-Dokey』。
こちらのお店の看板メニューが、サクサクに揚がったきつね色の衣をまとった分厚いトンカツです。
ごはんにキャベツ、味噌汁がついたランチが一番の人気メニュー。このお店ではトンカツの食感をお客に自由に楽しんでもらうため、ある工夫が…
【Okey-Dokey 小林大輔 店長】
「(衣が)選べる。細かめと粗め。ラーメン屋さんで太麺・細麺が選べるのに、なぜカツはパン粉を選べないのかというところから」
お客の好みや体調に合わせられるよう、衣の粗さが選べるようになっています。
【常連客】
「おいしい。きょうは、衣は粗々な感じ。これが好きで」
粗めの衣で揚げたトンカツの味は?
【記者リポート】
「衣がザクザク。肉のうまみ・甘み・ジューシーさがぎゅっと閉じ込められていて、ごはんを食べる手が止まりません」
ごはんには県産米を使用していますが、食べ進めるとあっという間になってしまいます。
【記者リポート】
「店長、おかわりお願いします!」
コメや野菜の価格高騰が続く中でも、こちらのお店ではごはん・キャベツ・味噌汁がおかわりし放題。
【Okey-Dokey 小林大輔 店長】
「高校生たちもたくさん来るので、おなかいっぱい食べさせてあげたい。元気になってもらいたい。それが一番」
【お客】
「このご時世で大変な中、食べ放題というのはいいと思う」
【お客】
「ランチはそこまで値段も高くないし、また来たい」
お客のために考えられたおかわり自由のサービスには、コメやキャベツの生産者への思いも込められていました。
【Okey-Dokey 小林大輔 店長】
「安定して消費していくことができれば、農家さんたちを応援することができると思っている。物価高は確かに大変で、今しんどいが、自分たちのお店が盛り上がることが地元・長岡を盛り上げることに絶対つながる」
地元を食で元気に…店長の思いが訪れたお客を笑顔にしています。
最終更新日:Wed, 19 Mar 2025 18:53:06 +0900