
政府がクマ被害対策の強化に乗り出す中、新潟県内で今年度初めての人身被害です。5月19日朝、南魚沼市の田んぼで農作業をしていた70代の男性がクマに襲われ、顔にケガをしました。県はクマ出没警戒注意報を発表し、注意を呼びかけています。
【木原官房長官】
「今後、速やかに緊急対応態勢の整備、出没防止対策の実施、クマの調査や捕獲の強化、住民等の安全確保、注意喚起、そして情報発信など一段ギアを上げて取り組む必要がある」
19日、総理官邸で開かれたクマ被害対策に関する関係閣僚会議。
全国のクマ出没件数が過去の同じ時期に比べ倍増していることを踏まえ、政府はクマへの注意喚起など対策を徹底する方針を確認しました。
こうした中、県内でも被害が。19日午前9時ごろ「南魚沼市五箇の田んぼで70代の男性がクマに襲われた」と近くの住宅に住む人から消防に通報がありました。
警察によりますと、男性が1人で農作業をしていたところ、体長約1mのクマ1頭が突然体当たりしてきたということです。
男性は顏に擦り傷を負い病院に搬送されましたが、命に別条はありません。
【被害を受けた男性】
「(クマが)畔を超えるのに飛んだときにぶつかった。俺も倒れた『何か来た』と見たらクマが逃げていった。クマが襲ってくるなんて思わなかった」
現場はJR上越線の八色駅の近くで周辺には住宅が立ち並びます。猟友会のメンバーも人の生活圏の出没に驚きを隠せません。
【県猟友会大和支部 桑原新一 駆除担当理事】
「(Q.人里まで出てくることは?)ない。普通はない。今年は出ないと思っていたのに。春先なんて。それだけクマがたくさんいるということ」
県内のクマによる人身被害は今年度初めてで、県は5月19日、クマ出没警戒注意報を発表。
県が公表しているクマ出没マップを確認し、目撃情報があった場所に近付かないことやクマの活動が活発な早朝や夕方の入山を避けることなど対策を呼びかけています。
最終更新日:Tue, 19 May 2026 21:45:00 +0900




