『トキエア』約29億円の債務超過…株主総会で“厳しい経営状況”報告 和田直希共同代表は1年で解任 堀江貴文取締役は続投 新潟

新潟空港を拠点とする地域航空会社・トキエアは株主総会を開き、今年3月期末で約29億円の債務超過となったことを報告。さらに財務部門を担当していた和田直希代表取締役の再任決議案が否決されました。

新潟空港を拠点とする地域航空会社・トキエアは株主総会を開き、今年3月期末で約29億円の債務超過となったことを報告。さらに財務部門を担当していた和田直希代表取締役の再任決議案が否決されました。

6月23日午前、新潟空港に姿を見せたのは、ふだんは東京で活動する実業家の和田直希さんと堀江貴文さん。

2人は役員を務める地域航空会社・トキエアの株主総会に出席するため新潟を訪れていました。

会議は非公開で行われましたが…

【出席した株主】
「説明だけで1時間くらい。結構、事細かに丁寧に説明しないとダメな数字ですからね」

【出席した株主】
「説明に満足いくいかないじゃなくて、あまりにも債務超過の金額が大きすぎて」

報告されたのは、厳しい状況に置かれているトキエアの経営状況です。

関係者によりますと、今年の3月期決算では売り上げが前の年より3割増の約12億円となった一方、燃料価格の高騰など費用がかさみ約24億円の赤字に。

さらに純資産は約29億円のマイナスで2年連続の債務超過に陥っています。

【出席した株主】
「そういうものだからしょうがないのでは」

【出席した株主】
「地元が発展してもらいたいというふうに応援する気持ちで皆さん株主をやっているので、ぜひ立て直していただければ」

理解を示す株主が多い中、株主総会では従業員への給与の支払いに一部遅れが生じたことを報告し謝罪。

そして、役員人事案が決議された結果…

【出席した株主】
「和田さんが否決された」

【出席した株主】
「和田さんが過半数いかなかったと」

共同代表を務めていた和田さんを再任する議案が反対多数で否決されました。

去年6月に就任し、財務部門を担当していた和田さん。

わずか1年での解任となりましたが、筆頭株主である会社の代表を務めていることから、トキエアのサポートを継続していく考えを示しています。

【トキエア 和田直希元 共同代表】
「今、そういう判断を株主の方がされたというのは、それを受け止めるのが株式会社というももので当然のことかなと。今後もトキエアの価値の向上というところをサポートしていくという気持ちは全く変わらない」

一方、そのほかの役員人事案は可決。堀江さんも取締役を続投することになり、高い知名度を生かした働きが期待されます。

【トキエア 堀江貴文 取締役】
「搭乗率を上げるためにはまずお客さんになってもらわないといけない。キャンペーンで乗ってもらって『意外といいじゃん』となったら、次も多少キャンペーン価格より通常料金になっても乗ってくれる方は一定数いると思うので」

前年に比べ就航率や搭乗率が増加する中、今後トキエアは運航体制を強化し、現在3機ある機体の稼働率を上げるなどして収支改善を図っていくとしています。

【トキエア 長谷川政樹 代表】
「私自身もまた新たなメンバーで責任を持って、この会社浮上させていくというか、そういうところに向けて頑張っていきたい」

最終更新日:Tue, 23 Jun 2026 19:06:56 +0900