新潟市中心部から車で1時間。弥彦神社の近くに佇む日帰り温泉施設「さくらの湯」。その名の通り、桜をテーマにした温泉施設ですが、実は四季を通じて楽しめる、地元の人にも愛される名所なのです。今回は、温泉ソムリエの資格を持つNGT48の大塚七海さんが、この魅力的な温泉施設を訪れ、その魅力に迫ります。
温泉だけじゃない！多彩な魅力が詰まった施設
施設に一歩足を踏み入れると、そこには想像以上の世界が広がっていました。
「え？野菜売ってる！温泉で野菜売ってることあるんだ」
大塚さんの驚きの声が響きます。地元の新鮮な野菜が並ぶ直売所は、温泉施設とは思えない光景です。中でも、太さが際立つ「弥彦のごぼう」は、地元の特産品として人気を集めています。
ぶっといごぼう
さらに施設内を進むと、岩盤浴やリラクゼーションルームなど、温泉以外の癒しスポットも充実していることがわかります。
「え、待って待って。お洋服売ってる！私服全部揃っちゃうじゃん、ここで」
大塚さんの言葉通り、「さくらの湯」は単なる温泉施設ではなく、一日中楽しめる複合的な癒しの空間なのです。
漫画好きにはたまらない！充実の休憩スペース
温泉に入る前に、施設内の特徴的なスポットを案内してくれたのは、スタッフの佐藤さん。
「こちら漫画コーナーでございます」
その言葉に、大塚さんは驚きの声を上げます。
「え！想像以上。漫画コーナーじゃなくて、なんかネットカフェみたいな感じじゃないですか、この見た目」
広々としたスペースには、数多くの漫画が並び、快適なリクライニングチェアが設置されています。さらに驚くべきことに、3ヶ月ごとに新刊が入れ替わるという徹底ぶり。
「懐かしいのもありつつ、最近の呪術廻戦とかもある」
興奮しすぎて言えてない
温泉前後のひとときを、好きな漫画と共に過ごせるこのスペースは、まさに「さくらの湯」の隠れた魅力の一つと言えるでしょう。
癒しの空間、大露天風呂
いよいよ温泉に向かう大塚さん。「温泉に入ることを『ソムる』と言うんですよ」と、温泉ソムリエならではの造語を披露しながら、大浴場へと足を踏み入れます。
ムーブメントは自分で作っていくスタイル
「うわー、広っ！」
写真に入りきらない広さ
大塚さんの驚きの声が響きます。広々とした浴場には、様々な種類の湯船が並び、その奥には開放感あふれる大露天風呂が広がっています。
みんな大好き壷湯
「広い、そして気持ちいい！」
温泉に浸かりながら、大塚さんは「さくらの湯」の特徴を解説します。
「この弥彦温泉はアルカリ性なので、お肌の角質を優しくとってくれる効果が期待できたりとか。あと塩化物泉なので塩分がね、お肌をコーティングしてくれるので保湿効果もあるんですよ」
美肌効果が期待できるこの温泉は、まさに女性に嬉しい特徴を持っているのです。
さらに、「さくらの湯」は100%源泉かけ流しの温泉。これは「温泉を浴槽内に常にあふれさせて、お湯の循環や再利用などを行うことなく、温泉の成分が薄まらないので、本来の効能だったり色とか香りとかを十分に楽しめる」という贅沢な温泉なのです。
四季折々の楽しみ方
「さくらの湯」の魅力は、四季を通じて楽しめる点にもあります。春には桜をテーマにした装飾で施設内が彩られ、夏には涼しげな風鈴の音色が響きます。秋には紅葉を眺めながらの露天風呂が楽しめ、冬には雪見風呂が楽しめるそうです。
大塚さんも「季節ごとに違う顔を見せてくれる、そんな魅力的な温泉施設ですね」と感心しきりです。
湯上がりの楽しみ、郷土の味
温泉を堪能した後は、湯上がりドリンクで体を潤します。大塚さんおすすめは「塚田牛乳 あずきヨーグルト」。
間違いない塚田牛乳
「懐かしい方いらっしゃると思います。この塚田牛乳の瓶」
瓶入りの飲むヨーグルトに、あずきの風味が加わったこのドリンクは、新潟ならではの味。
「結構ヨーグルトの酸味強めなんですけど、後からあずきがくる。甘い。不思議。あずき感じます」
地元の味を楽しみながら、温泉での癒しの時間を振り返る。これこそが、「さくらの湯」での至福のひとときなのです。
「さくらの湯」で過ごす、特別な一日
「本当に新潟市中心部から車で約1時間で来られますし、新潟駅の近くにはNGT48劇場がありますので。土日はね公演見て、そこからさくらの湯に来ることもできるので」
大塚さんの言葉通り、「さくらの湯」は新潟観光スポットとしても注目されています。温泉はもちろん、充実した施設内のアクティビティ、そして地元の味。これらすべてを一度に楽しめる「さくらの湯」は、まさに新潟の宝石と言えるでしょう。
新潟を訪れた際は、ぜひ「さくらの湯」で特別な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。きっと、心も体も癒される素敵な思い出になるはずです♨
