悪天候・遠出にも対応!新たな“オープントップバス”で新潟の魅力再発見「冬も雪の景色楽しんで」

2019年から新潟市内を走っているオープントップバス「宙(そら)バス」。その宙バスの新車両が誕生し、3月に運行を開始します。悪天候や遠方へのツアーも考慮した新たな宙バスがお披露目され、一足先に魅力を体験してきました。
2019年から新潟市内を走っているオープントップバス「宙(そら)バス」。その宙バスの新車両が誕生し、3月に運行を開始します。悪天候や遠方へのツアーも考慮した新たな宙バスがお披露目され、一足先に魅力を体験してきました。

小雨が降る中、2月22日、新潟駅のバス乗り場に姿をあらわしたのは、オープントップバス「宙バス」の新車両です。

【桶屋美圭アナウンサー】
「宙バスの新しい車両が到着しました。きょうのような、あいにくの天気でも快適に乗れるよう、多くの工夫が施されているということです」

【ハミングツアー旅行事業部 喜嶋ひかり サブマネージャー】
「今回、オープントップバス2台目として、空調完備のキャビン席付きとオープンデッキで分けて、お客様にご乗車いただく」

今回、導入する新車両は、悪天候や高速道路を使った遠方へのツアーにも対応できるよう、バスの前方部分にキャビンがついています。

この日はデビューに先駆けてセレモニーが行われ、新潟えきなかこども園の園児43人も出席。

新車両誕生を祝して風船を飛ばしたあと、実際に試乗しました。

【子どもたちノイズ】
Q.宙バスどうだった?
「楽しかった。お外で、みんなで『ヤッホー』するのが楽しかった」

桶屋アナウンサーも一足先に宙バス旅を体験!

【桶屋美圭アナウンサー】
「屋根がないので開放感がありますし、風を直接感じられて、とても気持ちいいです」

季節を全身で感じられるのも宙バス旅の魅力です。

【桶屋美圭アナウンサー】
「万代エリアを走っています。普段よく歩く道ですが、空バスに乗って高いところから見ると、また違った光景に見えてきます」

日本海側初のオープントップバスとして2019年に運行を開始した宙バスですが、新型コロナウイルスの感染拡大による大きな打撃を受けました。

感染状況が落ち着いた今、県外からの観光客に加えインバウンドも積極的に誘致したい考えです。

【ハミングツアー旅行事業部 喜嶋ひかり サブマネージャー】
「冬の時期は雪が降るが、海外のお客様、東南アジアなど雪が降らない地域のお客様に雪の景色を楽しんでいただいたりという活用を考えている」

バスのラッピングは県内在住の現代アート作家・佐藤葉月さんがデザインしたもので、「風の中を走るイメージで、曇り空に映えるようポップに描いた」ということです。

4月に本格運行を始める新車両。4月6日と7日に白山公園の桜を見るツアーを予定しているということです。最終更新日:Thu, 22 Feb 2024 18:45:54 +0900