春告げる新野菜“祝蕾”とは…高菜の仲間でシャキシャキ食感!出荷拡大へ栽培研修会「ぜひ作付け検討を」新潟

3月18日、JAえちご中越が新潟県長岡市で行ったのは、春を告げる新野菜、祝蕾(しゅくらい)の栽培研修会。

3月18日、JAえちご中越が新潟県長岡市で行ったのは、春を告げる新野菜、祝蕾(しゅくらい)の栽培研修会。

祝蕾は子持ち高菜というアブラナ科の野菜で、1月~3月に収穫期を迎えます。

【吉田優アナウンサー】
「大きな葉が目を引く祝蕾ですが、実際に店頭に並び、よく食べられるのは葉の根元のわき芽。1株から15個ほどのわき芽がとれるということです。」

【JAえちご中越営農経済部 笹崎雅幸 主任】
「祝蕾というと、まだまだ馴染みのない野菜だが、お客から本当に多くの問い合わせを受ける野菜。当JAの直売所では出荷がまだ少ないが、出荷を広げていきたいということで今回(研修会を)開催した」

研修会に参加した農家もその可能性を感じているようです。

【参加者】
「(Q.実際に収穫してみてどう?)収穫しやすい。もっと硬いかと思った」

【参加者】
「新潟は雪国なので、冬場に育てられる作物が少ないということもあり、何か育てられないかと思い参加した」

全国的に見てもまだ馴染みのない祝蕾の気になる味は…

【吉田優アナウンサー】
「とれたてということもあって、とてもシャキシャキとした食感、みずみずしさを感じます。高菜の仲間なので少しピリ辛な感じもしますが、後から爽やかさが広がります」

火を通してもおいしく食べられるという祝蕾。

【JAえちご中越営農経済部 笹崎雅幸 主任】
「今回、大勢の方が受講したので、ぜひ今年の冬の作付けを検討していただき、直売所に出荷してもらえればと思っている」

期待の野菜・祝蕾。来年の今頃は多くの店でその姿を見ることができるかもしれません。

最終更新日:Tue, 18 Mar 2025 18:42:33 +0900